溺れる

キャリアアップを目指し大手商社に転職した主人公「藤井陽介」
期待を胸に迎えた入社初日
隣のファンシーな雰囲気のデスクに座っているヒロイン
「月島瞳」と挨拶を交わす
気さくでありながらどこか掴み所がない瞳
の励ましを受け業務に努めるも
過去に勤務していた会社とは違い
スピードや質の差を見せつけられ早くもプライドが折れ始める陽介
任された仕事をこなせず
ある日残業をしていると、そこに差し入れを持った瞳が現れる
弱音をはきながらも諦めず業務に取り組む姿に
瞳が優しく微笑み陽介に近づく
「おまじないかけてあげようか?」
戸惑いながらも
艶かしい瞳に抗えず
二人きりのオフィスで一夜を共にする…
翌日から何故か仕事の運気も上がり事態は好転して行く
憑き物が取れた様に前向きになる陽介
おまじないの効果を期待したのか
恋愛感情なのか
陽介は次第に自ら瞳を求め始め…
そして溺れていく…





