紫のショウメイ
母子家庭で育った姉の『唯花』と弟の『凉太』。
多忙な母に代わり面倒を見てきた唯花は、凉太に対し並々ならぬ愛情を注いできた。
ある日、凉太のクラスメートである『アキオ』が、唯花に耳を疑うような提案を持ちかける。
『ねぇ、エロいことさせてよ』
呆れてしまい適用にあしらう唯花に対しアキオは、エロいことをさせてくれないと凉太の友達を辞める。
父親がいない凉太は入学当初いじめを受けており、それを救ったなどとつらつらと喋り始める。
最愛の弟の事とあってか、一瞬躊躇するも毅然とした態度でそれを一括する唯花。
呆れた顔で大人しく引き下がるアキオに表紙抜けするも、唯花が抱えた一抹の不安は現実になる。
翌日帰宅すると、そこには怪我をした凉太の姿が…
『アイツ…!』
最愛の弟を守る為、渋々行為を受け入れる唯花。
アキオの’エロいこと’は日に日に激しさを増して行く…
そしてついに、アキオが自宅に泊まりに来て…
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